一無創帖

一つを無にし清き空間を創る

ご神木

伊勢 | 内宮の境内にあるご神木です。

 
 
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たびたび訪れたことのある方は、正宮から荒祭宮への参道で木にたくさんの人がさわっているのを見かけたことがあると思います。
 
 
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酷い状態になっています。
 
 
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このご神木は、1~2年前に私が初めて伊勢でお祓いをした樹です。
 
あまりにたくさんの人が触って穢れているのを見かねてのことでした。
 
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当時は、修行をつづけていたとはいえ、まだ本格的にお祓い師をめざそうとは思っていませんでした。

 

私は神様に選ばれた特別な人間ではありませんし、お祓い師になるべく導かれたのではありません。
 
初めに私のところへあらわれたちいさな神様たちは、神棚をお祀りし、伊勢へお参りするようになった私の人生を見守ってくださっていますが、
 
巷で言いわれるような、『使命』とは違います。
 
 
心身を清める修行をしながら神社へお参りし、フツーに静かに仕事や暮らしをつづける人生の選択もありました。
 
ただ、伊勢の神宮を、神様たちをお守りしたいと想いがありました。
 
まだお祓いも結界もままならないころで、おそらく外でお祓いをするのは初めてだったかもしれませんが、このご神木をお祓いしました。
 
部屋でお祓いの練習をするのとは違い、伊勢の神様たちのお力が雷のようにご神木へ落ちたように感じました。
 
 
ここから様々な経緯があり、やがて神社・仏閣を祓い清めるようになりますが、
 
私のお祓いをはじめるきっかけとなった、原点のようなご神木です。
 
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毎回行くたびに、人々がご神木を触り、抱きついているのを見かけます。
 
祓い清めても、また誰かやってきては触っていきます。
 
毎回後ろ髪を引かれる思いで立ち去ります。
 
 
伊勢を訪れるのが初めての方は、人が寄って集っているのを見て、触ります。
 
ご神木に触ってはいけないことを存じない人、子供に抱きつかせて写真を撮る親、スピリチュアルの儀式か何か、ご神木と共鳴しようとしている人もいます。
 
 ご神木に触れてパワーをもらう、ということのようですが、ご自身の手や身体から発する気で穢していること、樹木が傷んでいくことに気づいていただけると幸いです。
 
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神社の境内にあるものは、すべて神様のもの、神様をお守りするためにあるものです。
 
ご神木には触らないよう、境内の自然を大切にしていただけますよう、くれぐれもお願いします。
 
 

 

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